浜から戻ってまたビールを飲む。

「シンハ」の苦みの効いたビールが体に染みる。焼きたまごに醤油みたいなタレをつけて食べる。ゆで卵とどこが違うのか、遂にわからなかった。いいけど。
瓶ビールをたのんだら、発泡スチロールの筒がついてきた。

これで冷たさをキープするのね。なるへそ。
くつろいでいると、ときどき小さな子供が小鳥を売りに来る。よく見るとそれは「すずめ」だ。
「すずめを買ってね、それを放してやると幸せになれるっていう言い伝えがあるんよ。」 と hanataisha さん。
「ふ〜ん」
すこし迷ったが、買わずにおいた。
丁重にお断りすると、子供は次のお客のところにトコトコと去っていった。
日が傾いてきた。

日光浴を楽しみながら眠ってしまったNさんの椅子の影が、次第に伸びてきた。

日没を待って、ぼくらはビーチを後にした。